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芸備線 広島~三次~備後落合~新見 [鉄道旅]

hiro9.jpg 夏休み、広島から芸備線、三次〜備後落合〜新見経由で伯備線やくもで、岡山まで乗ってきました。備後落合?新見は2回目ですが、今回は同じような乗り鉄の人たちが三次から新見まで一緒で、立ってる人が出るくらいでした。hiro1.jpgまっ、立ってる人も景色見たり写真撮ったりで楽しそうでしたが[わーい(嬉しい顔)]
hiro4.jpg 本当は塩町〜府中〜福山に乗りたかったのですが、少し時間があったし、連絡がうまく行っていたので、こちらにしました。今はyahoo路線情報があるから、時間調べも簡単ですね。最近は時刻表の本の数字も小さくて見えづらくなってきましたことですし…[わーい(嬉しい顔)][あせあせ(飛び散る汗)]
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『シン・ウルトラマン』 [映画]

IMG_9113.jpg 『シン・ウルトラマン』、IMAXで2回観ました。観た後の気分としては『シン・ゴジラ』の時のような、なんか救われない、荒れたこころにならず、最後の米津玄師の『M87』のような、自分もヒーローになった気になって帰ってこられました。
 始まってすぐにウルトラQに出てきた怪獣との戦いが語られ(「禍威獣」「禍特対」と書くのですね)、それだけで気分が盛り上がります。その中であまり覚えていなかったパゴスは、帰ってきてから復習しておきました。
 2時間枠だし、展開もせんなあかんし、展開しすぎても収集つかないし、大変だっただろうなと思いながらも、出てくる禍威獣たちのグレードアップした様子や、それと戦うウルトラマンのこれまた凄いこと、随分興奮させられます。
 禍威獣たちとの戦いが一旦落ち着くと外星人たち。ザラブやらメフィラスやら、よく選んだなぁと思いました。自分としても、子供の頃ウルトラマンの中ではそれほどワクワクして観た回じゃなかったけど、今こうして見せられるとその意味がよくわかる。長沢さんが巨大化するのも、本当に本編のオマージュで、監督のウルトラマン愛がよくわかる。家に帰って、これも早速復習視聴しました。
 ただ私としては長沢さんに纏わるお色気サービスは、ちょっと不要かも。巨大化して歩いている時の下から角度のカットやら、匂いについての話など、私には少し気持ち悪い。
 斉藤さんと山本さんの居酒屋シーンは逆にとってもよかった。こういった発想はどこから来たんだろう。確かにセブンとメトロン星人の卓袱台を挟んだあぐら対峙はあったけど、昭和の雰囲気を醸し出すためだったのかなぁ。この映画を観てから、山本さんは私にはメフィラスにしか見えず、鎌倉殿の三浦ですがメフィラスに見える。
 ゾーフィの扱いがあまりに驚いたのと、ゼットンの描かれ方が私には随分異質だ。この際、ゾーフィは新しい話として置いておいても、ゼットンはウルトラマンの中でも一番好きな怪獣。ウルトラシリーズでは何度も出てきているけど、その中でもウルトラマンのゼットンは角もしっかり立っていて、本当に惚れ惚れするかっこよさ。それがあのように兵器扱いになるだなんて...。ゼットンから出てくる音も本当に懐かしいものだっただけに、私は少し残念。それとこの辺りのストーリー展開が、ちょっと私には分かりづらい。
 映画としては大満足だったのですが、家で観るのだったら昔のDVD出してきて観る方がいいかなぁ。それにセブンの方が断然好きだしなぁ。
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オリビア・ニュートン・ジョン逝去 2022.8.8 [洋楽]

 小学生の頃から大好きだったオリビアが亡くなった。1992年にがんと診断され、それからずっと闘病生活を送ってこられた。つい最近facebookで幸せそうな写真が掲載されたかと思った矢先のことだった。最後にコンサートに行ったのは2010年だったけど、娘さんも連れて、新しいかっこいいヴァージョンのPhysicalを歌ってはったのが思い出される。

IMG_1589.JPEG 小学校の頃『カントリー・ロード』が流行り、そこからファンだったが、『水の中の妖精』(Come On Over)のLPジャケットがとっても美しく大好きだった。内容は日本語タイトルとはほぼほぼ関係なく、日本で流行ったJoleneで始まる、全体的にカントリータッチなできあがり。私は、Pony Rideというとてもメロウで不思議な雰囲気な曲、表題曲のCome On Overと、最後の方の、これまた不思議な雰囲気のSmall Talk And Prideの3曲が大好き。他にもイングランド民謡のGreensleevesを男性合唱をバックに歌う曲、とってもセクシーでロックなIt'll Be Me、カントリー色の強いDon't Throw It All AwayやSmile For Me、そして、アルバムジャケットの様に穏やかでメロウに仕上げられたThe BeatlesのThe Long And Winding Roadと、いい曲が続く。

IMG_1591.JPEG それに続く『たそがれの恋』(Don't Stop Believin')が私の一番好きなアルバム。どうしてこういう邦題がついたのかは知らないが、カントリーポップでオリビアの明るさが全面に出ている。このアルバムはどの曲も好きだけど、一番に挙げるなら最終曲のThe Last Time You Loved。これはもう演歌。オリビア節に圧巻。しっとりしたNew-Born BabeやSamも絶対はずせないし、オーストラリア風のI'll Bet You a Kangarooもとってもいい。キャッチーなCompassionate Man、Hey, Mr. Dreammaker、Every Face Tells a Storyも大好き。彼女で一枚だけ選ぶなら絶対これ。

IMG_1590.JPEG 順序は逆になるが、初めて買ったアルバムは『きらめく光のように』(Making A Good Thing Better)。タイトル曲は、オリビアで一番好きな曲。「きらめく光」とは言い得て妙な邦題。Don't Stop Believin'を一歩推し進めたような内容。このアルバムもいい曲が多いけど、Don't Cry For Me ArgentinaとIf Love Is Realが群を抜いている気がする。メロウ路線のCoolin' DownやカントリーそのもののA Ring of Fireも素晴らしい。

 中学生の時は彼女の歌を聴き、発音を工夫しながらまねたのをよく覚えている。彼女の英語が果たして生まれ育ったイギリス英語なのかオーストラリア英語なのか、それともキャリアを築いたアメリカ英語なのかは私にはあまりどうでもいい話。彼女のきれいな声が好きだった。
 上の3枚の前後にも有名なアルバムはあるけど、一番私の付き合いが長かったのはこの3枚。彼女の声は美しいままで私の中で残ります。


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Kate Bush "Hounds Of Love" ケイト・ブッシュ『愛のかたち』 [洋楽]

IMG_1581.jpg 最近、ジムやスーパーに行くと、私の大好きだったケイトの『神秘の丘(Running Up That Hill)』がヘビーローテーションでかかっていて、今時こんな曲がこんなにかかって不思議だなぁと思っていましたが、ふとYouTubeを見ていると、この曲がStranger Thingsとかいう番組で使われて、世界的にリバイバルヒットしている曲だと知りました。ちょっと嬉しくなって、色々なCD出して聞いたりして、調べているうちに、なんと2018年にはリマスターやそのボックスセットが発売されたとかも知り、今回はそのケイト・ブッシュの中でも一番好きな『愛のかたち(Hounds Of Love)』について書きたくなりました。
 実験的でちょっとぶっ飛んだ感のある前作『The Dreaming』から比べると、随分私たち一般人側に戻ってきてくださった感があるアルバムで、LP時代のA・B面によって題名が付けられていて、A面『Hounds Of Love』は、表題曲のHounds Of Loveを含め、独立したポップな曲でまとまっています。B面『The Ninth Wave』は一連の組曲の体をなした構成です。

『Hounds Of Love』
1)『神秘の丘』Running Up That Hill (A Deal With God)
 今ちまたでヘビーローテーションでかかっている曲です。私的にはとても女性っぽいアレンジに聞こえ、強い意志を持った女性が切々と歌う感じがあります。私的にはCome on, baby, come on, come on, angel, let's exchange the experience, Oh.のくだりのケイトの歌が一番ゾクゾクします。そのあともたくさんの女性たちの、登っていこうとする喘ぎ声のようなものがバックで聞こえてきて、比較的穏やかに終わっていきます。

2) 『愛のかたち(Hounds Of Love)』
 前曲の余韻を消し去るように、ドラムの強い打ち込があったかと思うと、"It's in the tree. It's coming!"と怯えた声が聞こえてきて、とてもエネルギッシュなこの曲が始まります。この歌も前曲に続き、とても意志の強い主人公の歌です。逃げてる感満載のアレンジですが、ケイトのシンセと二本のチェロとドラムとハウンドの声を模した女性のコーラスのみです。この曲、スピード感があって大好きです。逃げているんだけど捕まえられたいというような不思議な気持ちです。

3) 『大空(The Big Sky)』
 前曲に続き、とてもキャッチーな音楽ですが、たくさんの女声を中心に進んでいく中、ケイトが自由なソロを歌っていきます。最後は思いっきり叫ぶ中終わっていきます。

4) 『母親(Mother Stands For Confort)』
 続く曲はスローで内省的な曲になります。ケイトの声もとても優しいですが、どんどんガラスが割れる音が入っています。前面に聞こえてくる口笛風のシンセ、ベースギターも独特のカッコいい動きをします。バックに別にケイトが歌うのですが、メインを歌っているケイトとは人格が違っているかのようです。この『Hounds Of Love』サイドでは唯一シングルカットされていない曲だそうです。(って、この「シングル・カット」って言葉ももう化石化していますかね(^^;。)

5) 『クラウド・バスティング(Cloudbusting)』
 ストリングスのバックで進んでいく、比較的スローな曲です。後半はどんどん盛り上がっていき、どんどん前進していくイメージが強くなり、みんなでスローガンを掲げた行進を行っていく感じです。不思議な曲です。

『The Ninth Wave』
 CDの解説によると、9番目の波が一番大きくて、すべてを消し去る波なんだそうです。同時にすべてをリセットする絶対的な存在で、それを超えた後に希望があるのだそうです。

1) 『羊の夢(And Dream of Sheep)』
 ピアノだけの伴奏で、とても内省的で、どこか懐かしい思いを歌にした感じです。曲のあちこちに嵐の前触れを示すアナウンスが聞こえてきて、穏やかでありながらどこか不気味な組曲の始まりです。

2)『氷の下(Under Ice)』
 厳しい曲が続きます。たった一人でスケートをする主人公と、それを見ていて解説する人たちを、違うトラックに録音されたケイトが歌っていきます。警告する人の声も聞こえてきたりして、最後は氷の下に落ちてしまったのか、それとも氷の下の別の違った存在が自分だと思っているのか、歌詞的には少し背筋が寒い曲です。最後は低音弦の刻み音とシンセの音の上、It's Me...と叫びながら終わっていきます。最後は次の曲の最初'Wake Up!'の声まで続きます。

3) 『魔女(Waking the Witch)』
 前半は、ピアノの和音がゆっくりと響く中、たくさんの身内の人たちの「起きなさい」という優しい声が聞こえてきますが、テンポが急に速くなると、きつい声で訴えるように歌うケイトをバックに、閻魔様のような低い声の男の人と、助けを求めるケイト。民衆は彼女は有罪と叫び、ケイトは「黒い鳥を助けて」と叫び、波から離れなさいというヘリコプターからの警告がある中、曲はフェードアウトしていきます。曲と言うよりストーリーの一部のようです。

4)『ウォッチング・ユー・ウィザウト・ミー(Watching You Without Me)』
 気だるい曲が続きます。誰も私をわかってくれないと言い続けています。みんなは見えていると言っているのですが、そのうち切れ切れに先ほどの『魔女」の言い分も聞こえてくるうちに終わります。

5)『ジグ・オブ・ライフ(Jig Of Life)』
 続く曲はケルトの音楽です。この歌は曲としては大好きですが、歌詞が少し怖い。鏡の中にいる自分が自分を殺さないでくれ頼む。鏡の中の自分と鏡の前に座っている自分は違う時間に暮らしているようです。音楽自体はEd Sheeranも歌っているようなジグ(イギリスやアイルランドの民族音楽)で迫力のあるものです。I put this moment here.と二回答えるところで音楽は一度止まり、そこから男性のセリフが続きますが、音楽はどんどん盛り上がって休止します。

6)『こんにちは地球(Hello Earth)』
 前の曲から続いて、宇宙飛行士たちが宇宙から地球を見て会話をしてるところから始まります。そして荘厳なピアノの和音でこの曲は始まります。とても不思議な曲です。ゆっくりしたテンポの曲で、地球から空を見上げたり、上空から嵐が来ている様子を見ていたり。ケイトの歌も感動的ですが、途中、男性合唱が挿入されていて、それがとても宗教的かつ哲学的な響きがします。それ単体ならこれほどの思いはないのですが、ケイトの曲の中にあることで、それがずいぶん強く彩られます。壮大でドラマティックな仕上がり、私の一番好きな曲です。

7) 『朝もやの中で(The Morning Fog)』
 重かった前曲とうって変わって明るく軽快な曲です。バックでケイトの歌詞のない歌に乗り、少しけだるい感じでメインボーカルが進みます。『The Ninth Wave』で現れたモティーフがあちこちに現れながら終わっていきます。


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