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祇園祭 宵々山 [京都]

gion1.jpg 祇園祭の宵々山に行ってきました。前の職場の同僚が年に1度、祇園祭にかこつけて京都まで会いに来てくれるのです。今回は回数も重ねているので、混み合っている四条より南には行かず、北の方だけを回ろうと決めていました。
 自転車を御池通に止め、まずは室町です。うちの連れ合いが鯉山の提灯をあと6つ買ってきて欲しいというものだから、まずはそれを買うのが目当てです。
 提灯が暗闇に浮かぶ姿は本当に綺麗です。宵山・宵々山に来る醍醐味と言えます。やっと鯉山に着いたかと思うと、なんと鯉山は出世の願掛けらしく、ちまきが大売れで、長い行列ができていました。しかたなく並んで買ってきましたが、近くで見る鯉の彫り物は本当に豪快でかっこいい。並んで良かったです。
 その後は、最初は混んでいる場所には行かないと言っていたものの、長刀鉾の垂れが新調されたということで見に行きました。さすがに長刀鉾は一番大きいだけあって雄大です。お囃子もやっていて私は上機嫌です。そこから西にスライドし、函谷鉾、月鉾、奥に鶏鉾、菊水鉾を長め、お囃子の競演の中、西洞院まで移動しました。このお囃子も大好きで、α波が出まくります。街中に響き渡る様は本当にお祭りそのもの。近頃スーパーでも阪急の駅でもエンドレスでお囃子を流しているけど、あんなもの不要!生を聞きましょう!
gion2.jpg 祇園祭が始まるくらいから、うちの玄関には鉾と山のミニチュアが並びます。一番好きな6つを買いましたが、これ以上集めても置き場に困るし、なんせお金が高いので打ち止めにしています。中でも一番のお気に入りは舟鉾です。細工が細かい分、お値段も格段でした。鯉山も好きだし、勿論長刀鉾も好き。来年からはこの上に鯉山の提灯9つで作った吊しが飾られます[ぴかぴか(新しい)]

 20年前、京都に引っ越してきた頃は、京都の祭り、お寺と、一生懸命出かけていって見たものでした。祇園祭も期間中に2度くらいは普通に見に行ったものでしたが、職場が5年前に京都に移ってからというもの、本当に怠惰な生活になってしまいました。京都の人は祇園祭や川床とかは行かないらしいですが、私は所詮嬉しがりの大阪人、怠惰にかまけてないで、しっかり京都を見ないと行けないと反省してしまいました。
タグ:京都 祇園祭
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