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ショパン:ノクターン ルービンシュタイン(1965年録音) [クラシック音楽]

 夜に穏やかに仕事をしようとするとき、私のBGMは決まってこのルービンシュタインの弾くショパンのノクターンです。初めて聞いたのが高校2年生の時だから、もう30年は聞いていることになりますが、未だに飽きずに聞いています。
 ノクターンって弾く人によってかなり差が出てくるのですが、中でもこのルービンシュタインは、とってもあっさりと、かといって素っ気なかったり味がなかったりすることなく、少し枯れ気味の情感たっぷりです。ピリスやワイセンベルクとかも聞きましたが、どうもしっくり来ません。ポリーニも好きですが、やはりノクターンはルービンシュタインばかりになっています。
 1番から最高に切なく、しかも華やかで心に入り込んできます。2番も有名な曲だけに表現が難しいと思いますが、本当に感情を抑えた簡素な響きです。あれやこれや言い出すと切りがないくらいで、このCDだけで私の思いが一杯書けそうです。
 一度お試しあれ!

一番好きな14番、op.48-2です。↓
早めのテンポで、感傷的にならず、大袈裟に山場と捉えられがちが最後も、本当にあっさりと過ごすところが余計に悲しく響きます。
https://youtu.be/kkVD7TSIdX8

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